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努君的徒然草2014~

元在ベトナム日本語教師で、看護医療系受験予備校講師の努くんの公式ブログ

日々の行動、活動や、思い出話。 日本語教育や国語教育のこと。 鉄道や駅弁の記録。 ベトナムのことなどなど。 徒然に記します。

『史記會注考證』 上海古籍出版が刊行したらしいぞ!

中国 恩師 書籍 漢文・漢字・漢語 追憶

とうとう出たんですね。

『史記會注考證』の点校本(活字に起こした状態で印刷した本)

Twitterで東方書店さんのツイートを見て、思わず「安価に手に入ることになったのは良いことだ」とリツイートしてしまったのだが、、、、33,048円か、、、、高いね(笑)

今までは、我が恩師水澤利忠博士がご自身の『史記會注考證校補』を刊行された時に復刻再出版されたものしか、正式には存在しなかった。

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↑ 我が家の蔵書(家宝とも言う)

中国でパクられたもの(影印本=コピー出版されたもの)は少なくないけれども、研究に耐え得るかと言えば、それは「ちがうでしょ」というレベルのものしかなかった。(著者である恩師に影印出版の連絡はなかったので、パクりでしょ(笑))

この二つの書物が今手に入るかと言えば、どうなんでしょ?大学の図書館でもなかなか無いようだし、古本屋で手に入るかと言えば、、、、仮にあったとしても個人で手に入るような金額ではないのでは?

正直、仮に売りに出たらいくらなんだろう?僕の部屋に一揃い、全部で20冊あるけれども、、、。もちろん、どんなに生活に困っても売る気はないのであるが(笑)

そういう意味では、3万円で手に入るのなら、今回の上海古籍の刊行は「よかった」だし、「安いと言えば、まあ安いよね」である。

また、そもそも古い本なので、大切に扱わないと「壊れちゃう」心配があるのも事実。コピー取るのも一苦労なんですな。そういう意味で、扱いやすい形の本になったのは良かったと思う。

『史記』を紐解く上で『史記集解』『史記索隠』『史記正義』の「三家注」を合わせ読む必要があり、そこに『史記會注考證』を合わせて読むことができるのだから、中国の研究者も喜んでいるのではなかろうか。もっとも、誤字などの校正ミスは無数に存在するのだろうけどね。今後、粘り強く改訂を続けて欲しいものだ。たった一字の誤字が命取りの世界ですからね。もっとも、その誤字があったから註釈史的な歴史研究が成立するのだけれども。

う~ん、、、、余裕があるときに、手に入れたいな。

ちなみに、僕の卒業論文は『史記正義』であり、修士論文は『史記』の註釈史である。

 

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『史記會注考證校補』の点校本が世に出ることがあるのだろうか?

29年前、まだ大学1年生だった僕に、当時既に貴重本だった『史記會注考證』『史記會注考證校補』を託してくださった水澤博士に、あらためて感謝申し上げます。

 

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