努君的徒然草2014~

元在ベトナム日本語教師で、看護医療系受験予備校講師の努くんの公式ブログ

日々の行動、活動や、思い出話。 日本語教育や国語教育のこと。 鉄道や駅弁の記録。 ベトナムのことなどなど。 徒然に記します。

【新護弁財天】萌え寺は「諸芸上達」の辯才天だった【七福神、その3】

前回は寿老庵のいらっしゃる宗格院で、千人同心や石見土手など、八王子宿が形作られたころの歴史の足跡を垣間見た。近いうちに、「歴史散歩」に再訪しなければなるまい。 

shibasen.hatenablog.com

 今回は、【宗格院の寿老庵→了法寺の新護弁財天】である。

実はこの了法寺、以前から「気に」なっていた。最近、地元市立の中央図書館に出かける機会が多く、帰り道は甲州街道を歩いて戻ってきたり、懐かしの市民体育館前を通って京王線の山田駅からちょんぼして電車で帰ってきたり、気分によって使い分けるのだが、、、11月末だったか「明るい内に千人同心の屋敷跡の碑を撮ろう」と思って、甲州街道を追分交差点に向かって歩いたのだ。その時に、、、、実際もう薄暗かったので足早に歩いていたのだが、寺の境内にピンク系の色合いの看板があったのだ。

普通に考えて、「えっ?」とか「へっ?」ってなるでしょ?いわゆる「萌え系キャラ」のイラストも描かれているし、、、。ちょいとびっくり。

で、その数日後に、イラストレーターとして活躍している高校の後輩が、このお寺に来ているとfacebookでUPしていたので、「へ~」と再び(笑)でも、でも、でも、彼女が詣でたというのが後から「なるほど!」となる、ちょっとしたヒントになった。

 

さて、宗格院を後にして、例の馬場横丁を南下、甲州街道を左折する。五分も歩かないうちに門前である。

境内に入って直ぐ右の看板、、、、、から見てはいけない。まずは参拝である。

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むむむ、、、、他のお寺さんと違って客層が、、、違うか、雰囲気が違う。いや、悪いとは言わない、言わないのだけど、どこかに違和感を禁じ得ないのは事実である。

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 【新護弁財天・良縁成就の神様「了法寺」(松栄山了法寺)】

所在地:八王子市日吉町2-1 最寄り駅はJR中央線、西八王子駅北口 バス停は千人町一丁目 正門って言うの?参道は千人町から入って、本堂が日吉町ってことなんでしょう。本堂はいたってシンプルと言うか、普通のお寺である。

七福神の中では唯一の女性(あ、吉祥天はのぞく)である、ヒンドゥー教の女神「サラスヴァティー」が、仏教の中に入ってきたということらしい。日本ではさらに神道にも入り、神仏習合の代表的な神様と言えようか。

僕は(大学)院生時代は、都の西北にある大学では研究生、修士課程は「とげ抜き地蔵」の近くにある仏教系大学で、都電荒川線に乗って両校を行ったり来たりしながら学んだのだけど、、、、仏典の理解はイマイチだったんだよね。理由はいたってシンプルで「南アジア史講義」の先生が「インド仏教史学」の大御所で、、、、、基本的に英語資料を読み合わせしながら講義するという、僕にとっては地獄のような時間だったのだ。試験は日本語だったから助かったのだけど(笑)

それで、その講義の中で印象に残っているのが、この「サラスヴァティー」についての話で、「もともとはインドの伝承上の川の名前なんだが、、、、東洋史学の人たち、漢語訳すればわかるだろう?辯「才」天なんだよ。辯「財」天は、日本に入ってきてから財産とか宝というニュアンスが含まれて、使われるようになったんだ。」と。この授業、「印度哲学なんちゃら講義」と共通科目だったので、仏教学研究科の博士課程の学生も受講していたから、文学研究科博士前期(修士)課程史学専攻(東洋史)の僕らにはさっぱりだったのだが、、、、この話はよく覚えている。

まあ、サンスクリット語に興味はあったけどね。浪人時代にお世話になった(というか影響を受けた)英語の先生が、インド哲学が専門で、大学に入ってから「印哲やりたいんですけど、、、」って相談したら開口一番「おまえには無理。サンスクリットの辞書は、英語経由の日本語訳だから、孫引きになっちゃうんだよ」と。

はい、無理です(笑)

 

話が逸れた。

 

だから、そもそものこの女神様、「川の流れ」の「流れる」から、音楽とか、弁舌とか、言葉とか、才能とか、知識とかの神様になったんですな。

やっと話がまとまった。そこで、了法寺の新護弁財天である。

 

御利益:諸芸上達・学徳成就・福徳施与・恋愛成就

ん?諸芸上達?そういうことか!あ、恋心も水のように流れるもんね(笑)

諸芸。例えば「芸術」ね。音楽に限らず、美術、、、絵画とか、イラストとか、漫画などなども含まれるわけなのだ。文芸だって、話芸だって、、、、要するに諸芸である。納得。

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巫女さん?は神社か(笑)参拝の方?売店の売り子さん?メイドカフェのお嬢様風の女の子もいらっしゃいました。

ところで、ご住職の趣味なのかな?檀家の皆様はどのように考えてるのだろうか?批判じゃないですよ、部外者がとやかく言う必要はない。

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ちなみ、ベトナム・サイゴン(ホーチミンシティ)には「べと☆もえ」というお店がある。サイゴンの日本人社会では知られたお店。サイゴン遠征時に、現地の駐在諸先輩方に連れて行って頂いたことがあるのだが、、、「おいしくなあれ、おいしくなあれ、おいしくなりました~」と言いながらかき混ぜて、水割りを作ってくれた(笑)ふと、この店を思い出してしまった。僕は日本でメイドさん系の店に行ったことはないのだが、、、、。

おっと、御朱印の色紙をUPするのを忘れていた。

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次回は、大黒天の善龍寺に向かいます。

 【つづく】

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